「何より目の前のお客様の役に立つことを大切に。地域に愛される仕事の哲学とは」株式会社宮﨑電気商会  宮﨑勝徳

地域共感メディア

「サービスではない、それが誰の役に立つかを第一に」

我々は会社名から電気工事屋さんというイメージを持たれると思いますが、電気の仕事へのこだわりではなく、誰の役に立つのか、目の前の人の役に立つという基本をとても大切にしています。世界中の電球を灯すことはできないですが、目の前の人のお役に立つことは出来ます。例えば街路灯も子供や親御さんが安心して過ごせる街を作っていますし、お客様がどういうものを求めているのかを常に考えて日々仕事に取り組んでいます。

 

まさに松下幸之助(パナソニック創業者)さんの逸話ではないですが、会社が小さかった頃、従業員に「お得意先に行って、君のところでは何をつくっているのかと尋ねられたら、『松下電器は人を作っています。電気製品も作っていますが、その前にまず人をつくっているのです』と答えなさい。」と言っていたのと同じように宮﨑電気商会もサービス以前に必要なものを大切にしています。

 

「子供のような好奇心と向上心をもった若者と働きたい」

私自身、向上心が高く、様々な物事への興味関心が強いため、常にワクワクしながら目の前の仕事に対して「もっといいやり方はないかな、お客様は何を求めていたかな、もっと出来たんじゃないかな」と考えていて、そのために新しく出来ることを考えています。

 

そのため、まだまだ自分は出来る!とチャレンジ出来る成長意欲を持った人と一緒に働くことが出来たら嬉しいです。

会社に全く同じ仕事というのはないので、反省するのではなく、毎回、毎回改善を尽くすことで10年前よりも今日の自分の方がいいと言えるような気持ちで仕事に取り組んでもらいたいです。

社会人として仕事をするうえでもちろん責任も必要ですが、ブレーキは上司が踏むので若いうちはもっともっと思い切りやって挑戦して欲しいです。そのための上司の存在なので。

 

「スポーツ選手も福岡県民。地域にとって身近な仲間のような存在であってほしい。」

私自身、アビスパ福岡を福岡に招致した際は青年会議所の仲間達350人近くで10万人の署名をもらった経験があり、スポーツはすごく身近な存在です。

 

これから福岡のスポーツを盛り上げていく上で、スポーツ選手には、大スターではなく、同じ県民として身近な存在でいて欲しいです。

プレーが上手いというだけではなく一人の人間として好かれるような人が増えて欲しいです。

福岡の人はやっぱり福岡が好きです。私も世界で一番住みやすい街だと思っています。

地理的にみても、海も山も都会もちょうどよくバランスがとれている素敵な土地です。

福岡は寺が多いから祭りごと毎月何かはあって、福岡県民は当たり前と思ってるけど

そういう文化が育まれるように、スポーツも文化であってほしいです。

 

昔、野球の外野席は子供は100円で入れて、親からお小遣いをもらってポケットに入れて試合に行っていました。

試合終わりの選手に子供の生意気な様子で、あのプレーはダメだぞ!と選手に言って、選手もうるせー!って気軽に返事してくれていました。

当時はボールちょうだいって叫んだら、渡してくれていました。

 

本当に、勝っても負けても明日も頑張ってねと言えるくらい身近な存在で、

A選手と宮﨑くんが福岡の祭り、文化、地理、料理など同じものを大切にできる。そんな仲間のような存在でいて欲しいですし、そういった文化が根付くことでスポーツを通じて地域が盛り上がっていくと思います。

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